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「SEOに強い」の中身は3種類|制作会社・CMS・AIツールの見分け方

「SEOに強い」と書かれた制作会社やCMS、AI記事作成ツールを選んで手に入るのは、評価を落とさない作りか、記事を速く作る手段までだと考えています。順位を上げる評価は、公開後に自社のドメインで、疑問に答える記事を増やして書き直した分だけ付きます。比べている最中なら、公開後の記事を誰が月に何本作り、誰が公開前に確かめるのかを先に決めておくと判断しやすくなります。

「SEOに強い」と書かれた3枚の札(制作会社・CMS・投稿サービス)が並び、それぞれから「評価を落とさない」「評価を借りる」「評価を積み上げる」の3つの箱へ線が引かれている図。

「『SEOに強い』と書いてある制作会社やツールを選べば、検索から問い合わせが来るようになりそう」。制作会社の紹介にも、CMSやブログサービスの比較にも、AI記事作成ツールの説明にも同じ言葉が並ぶため、SEOの強さは選べば手に入る性能のように見えます。ところが、同じ「SEOに強い」が、評価を落とさない・借りる・積み上げるの3種類の違う強さを指していて、選んで手に入るのは、評価を落とさない強さと借りる強さまでです。順位を押し上げる評価は、公開後に自社のドメインで記事を増やし、書き直していくことでたまっていきます。

本記事では、3種類の強さの見分け方から、制作会社やCMS、note、AI記事作成ツールの説明の確かめ方、自社サイトで評価を積み上げる手順まで、公開後の記事づくりを手がける制作会社の視点で順にお伝えします。

この記事でわかること
  • 「SEOに強い」は、評価を落とさない・借りる・積み上げるの3種類のどれかを指している
  • 制作会社やCMSを選んで手に入るのは評価を落とさない強さまでで、管理画面の操作で確かめられる
  • noteで得る評価は借りたもので、自社のドメインには残らない
  • AI記事作成ツールは作業を速くするが、上位に出るかは公開前の確認と自社にしか書けない情報で決まる
  • 被リンクは引用される理由のあるページに付き、順位のために売買するとリンクスパムになる

「SEOに強い」が指す3種類の強さ

「SEOに強い」は、検索順位そのものを約束する言葉ではありません。書かれている場所によって、指している中身が変わります。制作会社の紹介で使われるときは作りの設定を、ブログサービスの比較ではドメインがすでに持っている評価を、SEO支援会社の説明では記事と運用を指していることが多いはずです。分けてみると、次の3種類に収まります。

SEOに強いと言われるものを3種類の強さに分けた図

評価を落とさない強さ

1つ目は、検索エンジンがページを見つけて正しく読み取り、スマートフォンでも問題なく表示できる状態のことです。HTTPS、表示速度、モバイル対応、ページごとのタイトルと説明文、見出しの構造、URLの付け方などが該当します。制作会社やCMS、WordPressのテーマが「SEOに強い」と書くとき、指しているのはたいていこの範囲でしょう。

この強さがどの場面で順位に影響するかは、見落とせない点です。Googleは、ページの使いやすさ(ページエクスペリエンス)が平均を下回るページでも、検索した内容に最も関連するものであれば表示するよう設計していると説明しています。そのうえで、検索語句に合う役立つページが多数ある場合には、使いやすさの良し悪しが順位の差になるとしています。作りの良さが順位の差になるのは、中身で並んだページ同士を比べるときです。

ページ エクスペリエンスと Google 検索結果への影響 | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
ページ エクスペリエンスとは、ページ内の情報以外のユーザー体験に関するシグナルの総称です。各シグナルの詳細と最適化方法、検索結果への影響について説明します。
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評価を借りる強さ

2つ目は、すでに評価を持っているドメインの上に記事を載せることで得られる強さです。noteのような大型の投稿サービスや、以前に別の運営者が使っていたドメインを買い取る中古ドメインが「SEOに強い」と言われるのは、この意味だと考えられます。新しい記事でも、検索結果に出るまでが早い場合があります。

ただし、評価の持ち主はそのドメインの運営者です。書いた記事がいくら読まれても、評価は自社のものになりません。

評価を積み上げる強さ

3つ目は、自社のドメインで狙うテーマの疑問に答えるページを増やし、ページ同士をリンクでつなぎ、公開後も書き直していくことでたまっていく強さです。時間も本数も要りますが、評価は自社のドメインに残り、サイトを作り直してもURLの転送を正しく行えば引き継げます。

制作会社を選んでも、CMSやテーマを選んでも、3つ目は納品物に含まれていません。選んで手に入るのは1つ目と2つ目までです。3つ目を増やす作業は外部に頼めても、増える場所は自社のドメインになります。

関連記事:【2025年最新版】初心者でもできるSEOのやり方完全ガイド | 上位表示するための具体的な方法を徹底解説

SEOに強いホームページの技術条件

制作会社やCMSの「SEOに強い」を確かめるときは、提案書の説明文より、管理画面と公開後のページを見るほうが確実です。見る対象は、そろっていれば差がつく項目ではなく、欠けていると評価を落とす項目です。

作りで決まる技術項目

次の項目は、サイトの作りとCMSの設定でほぼ決まります。新しく作る場合は見積もりの段階で、既存のサイトなら今の状態を確認してください。

  • すべてのページがHTTPSで表示される
  • スマートフォンで文字が小さすぎず、ボタンが押しにくくない
  • Search ConsoleのCore Web Vitalsレポートで「不良」のURLが出ていない
  • ページごとにタイトルと説明文を個別に設定できる
  • 見出しタグ(h1〜h3)が、文字の大きさではなく文章の構造どおりに出力される
  • URLが短く意味の分かる文字列で、公開後に変わらない
  • ページを追加するとXMLサイトマップが自動で更新される
  • 公開前のテスト環境に付けた「検索に出さない設定(noindex)」が本番に残っていない

このうち公開後に見つかりやすいのは、見出しタグとnoindexの残りです。見出しタグは、デザインの都合で本文の小見出しにh2ではなく大きな文字の段落を使っていることがあり、画面を見ただけでは気づけません。noindexは、テスト環境の設定を外し忘れたまま公開すると、サイト全体が検索結果に出ない状態が続きます。Search Consoleのページのインデックス登録レポートを開き、noindexによって除外されたページの数を確かめてください。

管理画面で確かめたい操作

制作会社に「SEOに強い作りですか」と聞けば、まず間違いなく「はい」と返ってきます。確かめるなら、質問より操作です。デモ環境や、その会社が過去に作ったサイトの管理画面を見せてもらい、担当者が自分の手で次のことをできるかを試してください。

記事1本のタイトル、説明文、URLを変えられるか。本文の小見出しをh2とh3から選べるか。画像に代替テキストを入れられるか。特定のページだけを検索に出さない設定に切り替えられるか。

操作にこだわるのは、公開後に記事を書き直すのが、多くの場合、発注した側の担当者だからです。タイトルを1つ直すたびに制作会社への依頼と見積もりが必要な作りでは、書き直しの回数が減ります。書き直しの回数が減った分だけ、3つ目の強さを積む速さも落ちます。

リニューアルで評価を失う典型

サイトのリニューアルでは、作りが評価を落とさないどころか、大きく落としてしまうこともあります。

⚠

リニューアルでURLが変わるのに、旧URLから新URLへの転送(301リダイレクト)を設定しないまま公開すると、旧ページに付いていた評価や外部からのリンクが新しいページへ引き継がれず、検索からの流入が落ちます。旧URLと新URLを1行ずつ対応させた表を作り、公開の前に転送を設定してください。対応表の作成が制作会社の作業範囲に入っているかは、見積もりの段階で確認しておくのが確実です。

「SEOに強い作りに変えたのに、リニューアル後に問い合わせが減った」というとき、原因がこの転送の抜けにあることは珍しくありません。デザインの刷新に目が向きやすい時期だからこそ、URLの対応表は制作の工程表に最初から組み込んでおきましょう。

関連記事:SEOとUXの関係とは?制作会社が教える順位に効く改善の見分け方

WordPressなどのCMSはSEOに強いのか

CMSの種類だけで順位が決まることはありません。検索エンジンが読むのは公開されたページの中身と構造であり、どの管理画面で作ったかではないためです。WordPressでもほかのCMSでも、前の章のチェックリストを満たしていれば、評価を落とさない強さの条件はそろいます。

それでもWordPressが「SEOに強い」と言われるのは、利用者が多く、タイトルや説明文、サイトマップ、構造化データを設定するためのプラグインやテーマが豊富だからです。専門の技術者がいなくても、1つ目の強さの項目を自分でそろえやすい点が評価されています。一方で「WordPressはSEOに弱い」「不利」という声もあり、どちらも同じ自由度の表と裏を見ていると考えると整理がつきます。

WordPressでそろえやすいこと
  • タイトル・説明文・URLを記事ごとに自分で設定できる
  • サイトマップや構造化データをプラグインで出力できる
  • 利用者が多く、設定で困ったときの情報を見つけやすい
WordPressで起きやすい減点
  • プラグインを重ねるほど表示が重くなる
  • テーマによって見出しタグの出力が文章の構造とずれる
  • タグやアーカイブの一覧ページが自動で増え、中身の薄いページが大量にできる
  • 本体やプラグインの更新を止めると、改ざんされたページが検索結果に出るおそれがある

減点の側に挙げた4つは、WordPressに固有の欠点というより、自由に足せる仕組みを手入れせずに置いた結果です。「WordPressは不利」という話を聞いたら、この4つのどれに当たるかを確かめると、対処の方法まで決まります。CMSごとに記事を入稿するときの設定がどう違うかは、CMS別の記事入稿設定の違いで詳しく整理しています。

関連記事:SEOに強いサイトとは?記事制作会社が教える3つの層と育て方

noteや無料ブログが上位に出る理由

「自社サイトに書いた記事より、noteに書いた記事のほうが先に検索に出てきた」。こうした経験から、noteや無料ブログのほうがSEOに強いと感じている方もいるでしょう。実際、大型の投稿サービスで書いた記事が、公開から間もなく検索結果に出ることはあります。

差を生んでいるのは、記事の出来よりもドメインの側です。大型の投稿サービスのドメインには、膨大な数の記事と外部からのリンク、毎日の閲覧がすでに集まっています。検索エンジンがそのドメインを頻繁に巡回していると考えられ、新しい記事が見つかって評価されるまでの時間が短くなるのです。

借りた評価と積み上げた評価の行き先を比べた図

とりわけ見落とされがちなのが、その評価がどこに残るかという点です。借りた評価は、借りている場所にしか残りません。投稿サービスの記事にいくら評価が付いても、自社サイトの別の記事の順位が上がるわけではなく、サービスの方針が変われば、記事の見せ方を自社で決めることもできません。

noteなどの投稿サービス無料ブログ独自ドメインの自社サイト
公開直後に検索に出るまで早いことがあるサービスによる時間がかかる
評価が付く先サービスのドメインサービスのドメイン自社のドメイン
デザインや問い合わせボタンの配置決められた範囲のみ運営側の広告が入ることがある自由に設計できる
別の場所へ移るとき評価を引き継ぎにくい評価を引き継ぎにくいドメインごと持ち続けられる
向いている使い方人に見つけてもらう入口個人の練習や趣味の発信問い合わせにつなげる本体

事業のために使うなら、投稿サービスと自社サイトはどちらか一方を選ぶものではなく、役割で分けるものです。

Web担当者Web担当者

それなら、最初はnoteで書いて評価が付いてから、自社サイトへ記事を移せばよいのではないでしょうか。

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

入口として投稿サービスを使う考え方には賛成です。ただ、記事を移す時点で評価はいったん途切れると考えてください。記事の住所にあたるURLが変わるうえ、投稿サービスの側で記事ごとの転送(301リダイレクト)を自由に設定できるとは限らないためです。かといって同じ記事を両方に残すと、Googleは内容が重複するページの中から表示するURLを1つ選ぶので、自社サイトの側が選ばれる保証はありません。noteには要点をまとめた短い記事を置き、詳しい本体は自社サイトに書いて、noteから自社の記事へリンクを張る形をおすすめします。noteで見つけた人を、そのまま自社サイトへ案内できるからです。

自社サイトで評価を積み上げる5つの手順

3種類のうち、自社のものとして残り続けるのは3つ目の積み上げる強さだけです。ここからは、記事の設計と制作で実際に使っている順番に沿って、その進め方を見ていきましょう。

1
STEP
狙うテーマを1つに絞る

最初に、事業の売上につながるテーマを1つ選んでください。「SEO全般」のような広さではなく、「中小企業のホームページリニューアル」くらいまで絞ると、書くべき疑問が数十個に収まります。疑問の数が限られていれば、同じテーマを扱う他サイトより多くの疑問に答えることが、現実的な目標になるはずです。

2
STEP
テーマの疑問を書き出し、1ページに1つ割り振る

そのテーマで検索する人が抱く疑問を、検索窓に出る候補、問い合わせの記録、営業の場で出る質問から書き出します。1ページで答える疑問は1つにし、同じ疑問を2本の記事で扱わないよう一覧で管理してください。

3
STEP
自社にしか書けない情報を各ページに入れる

対応した事例、料金をその金額にしている理由、現場で起きた失敗など、他社が書けない情報を各ページに1つ以上入れます。上位の記事と同じ内容をそろえただけでは、同じ内容のページがあとから1本増えるだけです。

4
STEP
関連するページ同士を内部リンクでつなぐ

テーマ全体をまとめるページと、個別の疑問に答えるページを互いにリンクでつなぎます。読者が次の疑問へ進めるだけでなく、検索エンジンがページ同士の関係をたどる手がかりにもなります。

5
STEP
表示回数と順位を見て書き直す

公開から2〜3か月たったページは、Search Consoleで表示回数、クリック数、平均掲載順位を確認してください。表示回数はあるのに平均掲載順位が11位より下にとどまるページから手を入れると、書き直しの効果を数字で確かめやすくなります。

5つのうち、2つ目から4つ目までは外部に任せやすい工程です。一方、1つ目のテーマ選びと、5つ目でどのページから直すかの判断には事業の事情が入ります。社内に決める人を1人置いておくと、外部に頼んだ部分も含めて工程が止まりにくくなるでしょう。

テーマをまとめるページと個別の疑問に答えるページを内部リンクでつないだ図

この手順を踏むうえで、次に気になるのが本数の話でしょう。

Web担当者Web担当者

記事は何本くらい書けば、SEOに強いサイトになりますか。

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

本数で線を引くことはできません。見るべきなのは、そのテーマで検索する人の疑問のうち、自社サイトでいくつ答えられているかです。テーマを狭く絞れば20本前後で主な疑問がひととおり埋まることもありますし、広いテーマなら100本でも足りないでしょう。目安にするなら、2つ目の手順で作った疑問の一覧に対して、答えたページがある割合を追ってください。割合が見えていれば、次に何を書くかまで決まります。

本数を目標にすると、同じ疑問を言い換えただけの記事が増えやすくなります。本数ではなく、答えた疑問の数を追ってください。

テーマは決まったのに、どの疑問から書くかで止まっていませんか

書き出した疑問を、どのページに割り振り、どの順番で公開するか。ここが決まっていれば、公開後にどのページから書き直すかも、同じ一覧の上で判断できるはずです。記事コンテンツの制作支援では、検索意図をもとにどのキーワードから書くかを決める、キーワード戦略設計をお引き受けしています。無料相談(オンライン30分程度)で書き出した疑問の一覧を見せていただければ、問い合わせに近い疑問から書く順番の考え方をお伝えします。

AI記事作成ツールはSEOに強いのか

AI記事作成ツールの「SEOに強い」は、多くの場合、記事の下書きを速く作れるという意味です。3種類のうちでは、積み上げる強さを増やす作業を速くする道具にあたり、ツールを入れただけで評価が付くわけではありません。

AIで書いた記事は評価されるか

AIで書いた記事の評価で問われるのは、AIが書いたかではなく、疑問に答えているかです。Googleのスパムに関するポリシーは、作り方を問わず、検索順位の操作を主な目的に、利用者にとって価値のないページを大量に作ることを禁じています。生成AIで価値を加えないまま大量のページを作ることも、「大量生成されたコンテンツの不正使用」の例として挙がっています。

ウェブサイトで生成 AI によるコンテンツを使用するための Google 検索のガイダンス | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
Google のポリシーを遵守しながら、ウェブサイトで生成 AI によるコンテンツを使用する方法を学ぶ。
🌐 developers.google.com
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AIが書いた文には、事実と違う内容が混ざることがあります。Googleも、AIで作ったコンテンツは公開前に人の手で事実を確かめるよう勧めていて、タイトルや説明文、画像の代替テキストもその対象に含めています。

ツールを比べるときは、出力の速さより、公開前に次の4つを確かめる工程を自社で持てるかを見てください。

  • 数字や制度の説明を、一次資料と照らし合わせたか
  • タイトル、説明文、画像の代替テキストに誤りがないか
  • 対応した事例など、自社にしか書けない情報が入っているか
  • 同じ疑問に答える記事が、自社サイトにすでにないか

AIで本数を増やすときの条件

AIで本数を増やす前に用意したいのは、記事ごとに答える疑問を決める型と、公開前の検品の工程です。2026年7月19日から自社のブログで毎日の公開を続け、今は1日10本を出している立場から言えば、記事は質か量かのどちらかを選ぶものではありません。型と検品があれば、本数を増やすほど答えられる疑問が増えます。型も検品もないまま本数だけを増やすと、Googleが不正使用の例に挙げる大量生成のページに近づきます。

AIツールが主に速くするのは、評価を積み上げる手順のうち、疑問の書き出しと記事の下書きです。対応した事例や現場で起きた失敗は、担当者がツールに渡さない限り記事に入りません。

記事づくりの工程を、AI記事作成ツールが速くする工程と人が担う工程に分けた図

被リンクはSEOに強いサイトの条件か

被リンク(ほかのサイトから自社のページへ向けたリンク)は、Googleがページの品質を判断する手がかりの1つで、3種類のうちでは積み上げる強さに含まれます。ほかの著名なサイトからリンクされたり参照されたりしているページは、一般に情報の信頼性が高いと判断されるためです。

Google によるランキング結果の決定方法 - Google 検索
意味、関連性、品質などの主要な要素を使用して Google がウェブサイトをランク付けする仕組みを説明します。
🌐 www.google.com
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ただし、検索順位を上げることを主な目的にリンクを作る行為は、Googleのスパムに関するポリシーで「リンクスパム」として禁じられています。ポリシーに挙がっている例のうち、主なものは次の5つです。

  • リンクやリンクを含む記事の掲載に、お金を払う
  • 商品やサービスを渡す代わりに、リンクを張ってもらう
  • 相互リンクを目的に、リンクを過剰に交わす
  • 自動のプログラムやサービスで、自社へのリンクを作る
  • 質の低いディレクトリやブックマークサイトに、リンクを載せる

「被リンクを何本つけます」という提案を受けたら、リンクを張るサイトの名前と、そのサイトに対価を払うかどうかを確かめてください。お金や物品と引き換えに張られるリンクで、rel="sponsored" などの属性が付いていないものは、リンクスパムに当たります。

Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
スパムに関するポリシーには、ページまたはサイト全体の掲載順位が下がったり、Google 検索から完全に除外されたりする原因となる動作や手法が詳しく記載されています。
🌐 developers.google.com
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被リンクが自然に付くのは、ほかのサイトが参照する理由のあるページです。評価を積み上げる手順で各ページに入れる、自社にしか書けない情報は、引用される理由にもなるでしょう。Googleは、リンクしてくれるサイトは時間がたてば自然に現れるとしています。そのうえで、サイトを知ってもらう方法として、SNSでの発信やコミュニティでの交流、名刺やポスターへのURLの記載を挙げています。

制作会社や支援会社に確かめたい質問

見積もりや提案を比べる段階では、「SEOに強い」の中身を確かめる質問を手元に用意しておくのが近道です。Googleも、サイトの作り直しや新しいサイトの開設を計画しているときを、SEOの専門家に依頼し始めるのに適したタイミングとして挙げています。最初から検索エンジンに読み取られやすい構造で設計できるためです。

SEO 業者の利用を検討するSEO 業者に依頼する際のヒント | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
SEO サービスの利用を決断する前に、Google の公式なヒントを参考に、SEO 専門家の評価方法、信用照会先の確認方法、よくある落とし穴の回避方法をご確認ください。
🌐 developers.google.com
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同じページでGoogleは、Googleで一番上に掲載されることは誰にも保証できないとしたうえで、掲載順位を保証すると主張する業者には注意が必要だと述べています。「SEOに強いので上位に出ます」という説明を受けたら、何をすることで、いつまでに、どの数字で確かめるのかを聞き返してください。

そのうえで、次の5点を確かめておくと、比べる材料がそろいます。

  • 「SEOに強い」は、落とさない・借りる・積み上げるのどれを指しているか
  • タイトル、説明文、URL、見出しを、自社の担当者が管理画面で変えられるか
  • リニューアルの場合、旧URLから新URLへの転送の対応表が作業範囲に入っているか
  • 公開後の記事を、誰が月に何本作る前提で提案しているか
  • 成果をどの数字で、いつ確認するか

とりわけ差が出るのは4つ目です。サイトの制作だけを請ける会社であれば、公開後の記事は発注した側で書く前提のはずです。その場合、社内の誰が月に何本書くのかを発注前に決めておかないと、作りが整ったまま記事が増えない状態になります。制作から記事づくりまでを同じ会社に任せるなら、本数と書き直しの頻度が見積もりに含まれているかを確認してください。

公開後の記事を、社内の誰が書くか決まっていますか

作りを整えても、記事が増えなければ3つ目の強さは積み上がりません。記事コンテンツの制作支援では、編集者・ライター・監修者のチーム編成から、レギュレーション策定、品質管理フローまでを社内に構築するお手伝いをしています。弊社が自社と取引先のサイトで毎日の公開に使っている、記事の指示文を作るツールを、御社で回せる形でお渡しすることもできます(公開前の確認は御社で行います)。月に何本なら社内で続けられるかを、無料相談(オンライン30分程度)で一緒に考えるところから始められます。

SEOに強いサイトづくりのよくある質問

制作やリニューアルについて、よくある質問をまとめました。

SEOに強いドメイン名やドメインの種類はありますか

ありません。Googleは、ドメイン名やURLにキーワードを入れても、順位への効果はほとんどないと説明しています。「.com」か「.net」かといった末尾の違いも考慮されず、「.jp」のような国別の末尾が、特定の国の利用者に向けたサイトの手がかりとして弱く扱われる程度です。ドメインは、事業の名前として覚えてもらいやすいものを選んでください。

中古ドメインを使えば早く強くなりますか

おすすめしません。Googleはスパムに関するポリシーで、期限切れのドメインを主に検索順位を操作する目的で購入し、利用者にとって価値の低いコンテンツを載せることを「期限切れのドメインの不正使用」として禁じています。借りた評価で始めるより、自社のドメインで積み上げるほうが、あとから失うものがありません。

SEOに強いWordPressテーマを選べば上位に出ますか

テーマだけでは出ません。テーマが担えるのは、見出しタグの出力や表示速度など、評価を落とさない範囲です。上位に出るかどうかは、狙う検索語句に対して、ほかのページより役立つ中身を書けているかで決まります。

制作会社に頼めば公開直後から検索に出ますか

出るとは限りません。新しいサイトは、検索エンジンに見つけてもらい、ページが登録されるまでに時間がかかります。公開したらSearch Consoleにサイトを登録し、ページのインデックス登録レポートで、検索に出る状態になったページの数を確かめてください。

SEOに強いサイトになるまで、どのくらいかかりますか

SEO対策の効果が出るまでには、一般に3〜6か月ほどかかります。期間はサイトの状態と、狙うキーワードで競合するページの強さで変わり、公開したばかりのドメインで、上位に大きなサイトが並ぶキーワードを狙うほど長くなります。

AI検索が広がっても考え方は同じですか

同じと考えてよいでしょう。Googleは、AIによる概要やAIモードに表示されるための追加の要件はなく、特別な最適化も必要ないと説明しており、これまでのSEOの基本が引き続き有効だとしています。評価を落とさない作りと、疑問に答えるページの積み上げは、AI検索でも変わらない前提です。

どの質問も、3種類のうちどの強さの話をしているのかを分けると、答えの向きが決まります。

今のサイトが、3種類のどこで止まっているか確かめたい段階ですか

作りの設定で評価を落としているのか、答えている疑問が足りないのか、書き直しが止まっているのかで、次に手を付ける場所は違ってくるでしょう。無料相談(オンライン30分程度)で、Search Consoleのページのインデックス登録レポートか記事の一覧のどちらかを画面で見せていただければ、どこから手を付けるかの見立てをお伝えします。制作会社を比べている途中の段階でも、遠慮なくお声がけください。

まとめ|「SEOに強い」はどの強さかを先に確かめる

「SEOに強い」という言葉は、評価を落とさない強さ、評価を借りる強さ、評価を積み上げる強さのどれかを指しています。制作会社やCMS、テーマが担うのは1つ目で、noteや中古ドメインが示しているのは2つ目です。どちらも選べば手に入りますが、3つ目だけは、自社のドメインで疑問に答えるページを増やし、つなぎ、書き直すことでしか増えません。

AI記事作成ツールは3つ目を増やす作業を速くしますが、公開前の確認と、自社にしか書けない情報を足す工程までは代わりに担いません。被リンクも、順位のために買うものではなく、引用される理由のあるページに付くものです。

比べるときは、説明文ではなく管理画面と見積もりの中身で確かめてください。タイトルやURLを自社で変えられるか、転送の対応表が作業範囲にあるか、公開後の記事を誰が何本作るのか。作りで評価を落とさず、記事と書き直しで評価を積みます。この順番が見えていれば、「SEOに強い」同士を並べて迷う時間は短くなるはずです。

私たち合同会社Writers-hubは、累計8,000記事以上の制作を手がけてきました。記事コンテンツの制作支援では、キーワード戦略設計と、社内で記事を作り続ける体制づくりをお手伝いしています。制作会社を選んでいる最中の方も、サイトはあるのに検索から人が来ていない方も、今の状況をお聞かせいただくところから始めましょう。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

記事の内容を自社に当てはめるとどうなるか、オンライン30分で一緒に整理します。費用はかかりません。