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検索順位が下がった原因の切り分け方|SEOの変動で手を入れるか待つか

順位が下がったときに最初に確かめるのは、落ちたのが自社の記事だけか、同じ日に検索結果全体が動いたかです。自社だけが急に落ちたなら、Search Consoleの通知と直近2週間の変更履歴から原因を探して直します。全体が動いたなら、ページは書き直さずに記録を残し、コアアップデートは完了から1週間以上たってから展開前と比べます。

検索順位の変動を、自社の記事だけが下がった場合と検索結果全体が動いた場合で縦に分け、急に落ちた場合とじわじわ落ちた場合で横に分けた4つのマス目の図。マスごとに設定を確認する、書き直す、記録して待つといった最初の行動を書き入れる。

「3位だった記事が、今朝は12位に落ちている。何か設定を間違えたのかもしれない」。社内の報告で順位表がそのまま成果の記録になっていると、下がった数字は担当者の手落ちに見えるため、まず自社の記事から原因を探しがちです。ところが、順位変動で最初に決めるのは原因ではなく、手を入れるか待つかです。同じ日に検索結果全体が動いているなら、ページを書き直さずに記録して待つほうが、順位が戻ったときに理由を確かめられます。

本記事では、順位が毎日動く仕組みから、自社だけの下落と検索結果全体の変動の切り分け方、急落の原因ごとの直し方、コアアップデートの後に比べる期間まで、記事制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • 1本のキーワードが数位動いただけなら、記録だけで足りる
  • 自社だけか検索結果全体か、急落かじわじわかの2つで、手を入れるか待つかが決まる
  • 急落の原因が自社側で見つかったら、直した後に再審査やインデックス登録のリクエストまで済ませる
  • コアアップデートで下がったら、完了から1週間以上待ち、展開前の1週間と比べる
  • 順位が同じでクリックだけ減ったなら、順位ではなく検索結果の見た目を疑う

検索順位が毎日動く仕組み

検索順位は固定されたものではなく、検索されるたびにGoogleが順番を組み立て直しています。まずは、どこまでが通常の動きなのかを押さえておきましょう。

検索結果が毎日組み替えられる理由

Googleはコアアップデートのように名前が付く大きな更新のほかにも、公表されない調整を日常的に行っています。それに加えて、競合サイトの更新、新しいページの公開、リンクの増減、検索する人の傾向の変化まで、順位を決める要素は毎日どこかが入れ替わっています。同じ検索語でも、朝と夕方で順位が違う場合があるのはそのためでしょう。

さらに、順位は検索した場所や端末、直前の検索履歴によっても変わります。自分のパソコンで検索して「10位にいる」と判断した数字と、順位計測ツールが測った数字が食い違うのは、多くの場合この違いによるものです。

ℹ

社内で順位を共有するときは、誰がどの環境で測った数字かを揃えてください。担当者それぞれが自分のブラウザで検索した順位を持ち寄ると、下がったかどうかの議論の前に、数字が合わない理由の説明に時間を取られます。

どこからが気にすべき変動か

実務での目安を挙げます。1位から3位あたりに付けている記事が5位以内で上下している程度なら、翌日には戻っていることがほとんどです。10位前後の記事は揺れ幅がもっと大きく、15位や20位台まで動いてもおかしくありません。順位が下にいくほど、ページどうしの評価の差が小さくなるためです。

1本のキーワードが数位動いただけなら、記録して終わりでかまいません。手を動かす判断に入るのは、複数のキーワードがまとまって落ち、その状態が数日続いたときです。

※ 業種や検索語の競争の激しさによって、通常と見なせる幅は変わります。

関連記事:【2025年最新版】初心者でもできるSEOのやり方完全ガイド | 上位表示するための具体的な方法を徹底解説

順位変動を切り分ける考え方

下がった原因を一覧から探し始める前に、変動そのものの性格を決めてしまうほうが早く進みます。使う軸は2つだけで、その掛け合わせから最初の一手が決まります。

軸1は自社だけか検索結果全体か

まず確かめるのは原因ではなく、落ちたのが自社だけかどうかです。ここが決まると、確認すべき範囲が一気に狭まります。判定は次の3つで足ります。

ひとつ目は、計測している複数のキーワードを同じ日付で並べることです。1本だけが落ちているなら、そのページ固有の事情を疑います。ジャンルをまたいで20本も30本も同時に落ちているなら、ページ単位の問題ではありません。

ふたつ目は、対象の検索語で実際に検索し、上位10件の顔ぶれを見ることです。自社が下がった分、どのサイトが上がったのか。見覚えのないサイトが複数入ってきているなら、検索結果そのものが組み替えられています。

3つ目は、変動幅を観測しているツールで当日の状況を見ることです。日本語の検索結果を対象にしたものではnamaz.jpが知られており、Google検索全体の平均的な変動幅をグラフで確認できます。自社の下落日とグラフの山が重なっていれば、影響を受けたのは自社だけではないと判断できます。

軸2は急落かじわじわか

もうひとつの軸は、どれくらいの期間で下がったかです。1日から3日で大きく動いたのか、数週間から数か月かけて少しずつ下がってきたのか。両者は原因の種類がまったく違います。

急な落ち方は、何かが切り替わった合図です。サイト側の設定変更、サーバーの不調、ガイドライン違反への対応、あるいは検索側の大きな更新。いずれも「ある時点から状態が変わった」ことで説明が付きます。

対してじわじわとした下落は、自社が何もしていなくても起こります。競合が記事を増やし、内容を厚くし、検索する人の目的が少しずつずれていく。相対評価が下がっているだけで、自社のページ自体は昨日と同じなのです。

4つの型と最初にやること

2つの軸を掛け合わせると、変動は4つの型に分かれます。型が決まれば、最初に動かす手も決まります。

現れ方最初にやること
自社だけ・急落1本から数本が数日で大きく落ちる直近2週間の変更履歴とSearch Consoleの通知を確認
自社だけ・じわじわ数週間かけて少しずつ順位が下がる上位ページと自社ページの中身を比べて書き直す
全体・急落多数のキーワードが同じ日に動く記録してロールアウトの完了を待つ
全体・じわじわ検索結果の顔ぶれが数か月で入れ替わる検索する人の目的の変化を読み直す

この表で実務がいちばん変わるのは、下の2行、つまり検索結果全体が動いている型では、自社のページをその場で触らないという点です。全体が揺れている最中に書き直してしまうと、次に順位が戻ったとき、それが書き直しの結果なのか変動が収まっただけなのかを判断できなくなります。手を止めること自体が対応のひとつだと考えてください。

順位変動を2つの軸で4つに分けた図

関連記事:404 not foundとは何か|表示される原因と、直すべきエラーの見分け方

急に落ちたときに確認する順番

自社だけが急に落ちた型に当てはまったときは、確認の順番を固定しておくと迷いません。上から順に見て、当たりが出た時点で止めてください。

1
STEP
Search Consoleの通知と手動による対策を見る

最初に開くのはGoogle Search Consoleです。メッセージ欄に通知が届いていないか、セキュリティと手動による対策の項目に指摘がないかを確認します。ここに記載があれば原因は確定で、他を探す必要はありません。

2
STEP
直近2週間の変更履歴を洗う

サイトの改修、CMSの更新、テーマやプラグインの入れ替え、URLの変更、robots.txtやnoindexの設定。担当者が複数いる場合は、自分が知らない変更が入っていないかを必ず人に聞いてください。急落の原因として最も多いのが、こうした変更です。

3
STEP
ページが正しく表示されインデックスされているか見る

URL検査でインデックス登録の状況を確認し、実際にページを開いて表示の崩れやエラーがないかを見ます。サーバーの応答が遅い、特定の時間帯だけ落ちているといった不調も、この段階で切り分けます。

4
STEP
検索結果全体が動いていないか見直す

ここまでで当たりが出なければ、軸1に戻ります。他社も入れ替わっているなら、原因は自社側にないという結論で構いません。記録を残して次の観測日を決めます。

4つの手順のうち、実際に原因が見つかるのは、ほとんどが2番目までです。逆に言えば、通知も変更履歴も空振りだった時点で、自社側を疑う根拠はかなり薄くなります。そこから先は探すのをやめ、待つ側の判断に切り替えてください。

⚠

原因の見当が付かないまま記事を全面的に書き直すのは、いちばん避けたい対応です。書き直した直後に順位が戻っても、それが書き直しの結果なのか変動の収束なのか分かりません。次に同じことが起きたとき、打つ手が増えないまま終わります。

関連記事:SEOのページ分析|順位が上がらない原因を5つの層で切り分ける

急落の原因が分かったときの直し方

急落の原因が自社側で見つかったときの主な直し方は、原因ごとに次の7つです。どの原因でも、直したページをGoogleが読み込み直すまで、順位は戻りません。

見つかった原因

直し方

直した後にすること

手動による対策の通知

通知に書かれた違反の箇所を直す

手動による対策レポートから再審査をリクエストする

セキュリティの問題の通知

不正に追加されたページやコードを消し、侵入の入口になったプラグインなどを更新する

セキュリティの問題レポートから審査をリクエストする

noindexやrobots.txtの誤り

誤って入れたnoindexを外し、robots.txtのブロックを解く

URL検査ツールでインデックス登録をリクエストする

URLの変更

古いURLから新しいURLへ、サーバー側で301リダイレクトを設定する

古いURLを開き、新しいURLに転送されるかを確かめる

見出しや本文の書き換え

書き換える前の版と見比べ、落ちた検索語の答えになっていた見出しや段落を削っていれば戻す

URL検査ツールでインデックス登録をリクエストする

似た記事の新規公開

同じ検索語で表示される2本を1本にまとめ、残さない記事のURLから301リダイレクトを設定する

残した記事のインデックス登録をリクエストする

スパムアップデートとの重なり

スパムに関するポリシーと自社の施策を見比べ、当てはまる施策をやめる

やめた日を変更履歴に残す

手動による対策とセキュリティの問題は、Search Consoleのレポートから審査を頼むところまでが直す作業です。セキュリティの問題では、サイトに問題がないとGoogleが判断すれば、ブラウザと検索結果の警告が72時間以内に外れます。

💡

審査のリクエストは、問題をすべて直してから送ってください。問題が残ったまま審査をリクエストすると、セキュリティの問題では、サイトが危険と判断される期間がかえって長くなります。

インデックス登録をリクエストしても、クロールには数日から数週間かかることがあります。同じURLのリクエストを何度も繰り返しても、早くクロールされるわけではありません。

似た記事の入れ替わりを確かめる場所は、Search Consoleの検索パフォーマンスです。落ちた検索語を選んで「ページ」のタブを開き、落ちた時期に公開した自社の別の記事が並んでいれば、2本が同じ検索語で入れ替わって表示されています。

スパムアップデートの時期と重なった場合に見比べるのは、Googleのスパムに関するポリシーと自社の施策です。当てはまる施策をやめても、ポリシーに沿っているとGoogleの自動システムが学習するまでに、数か月かかることがあります。購入したリンクなどのスパムリンクで上がっていた順位は、サイトを改善しても戻りません。

Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
スパムに関するポリシーには、ページまたはサイト全体の掲載順位が下がったり、Google 検索から完全に除外されたりする原因となる動作や手法が詳しく記載されています。
🌐 developers.google.com
外部リンク

※ 審査とクロールにかかる時間は、Googleの「審査を申請する」と「クロール・インデックス登録リクエスト」のページの記載によります。スパムアップデートで数か月かかることと、スパムリンクの順位が戻らないことは、Googleの「スパム アップデート」のページの記載によります。

じわじわ下がるときの3つの原因

数週間かけて少しずつ下がる型は、自社のページが劣化したのではなく、周囲が動いた結果であることがほとんどです。原因は大きく3つに分かれます。

競合の記事更新による相対評価の低下

いちばん多いのが競合の記事更新です。上位のページは放置されているわけではなく、定期的に加筆や書き直しが入っています。自社のページが1年前のまま止まっていれば、相対的な評価が下がるのは自然な流れでしょう。確認方法は単純で、上位5件を開き、更新日と見出しの構成を自社のページと並べて見比べます。

記事の内容と現状とのずれ

制度、料金、ツールの仕様、サービスの提供状況。時間の経過とともに事実が変わる記事は、内容を直さない限り価値が落ちていきます。特に数字や年号が本文に入っている記事は、読み手にとって古さが一目で分かるため、下がり方も早くなります。

検索する人の目的の変化

見落とされやすいのがこの3つ目です。同じ検索語でも、求められる答えの種類が時間とともに変わることがあります。以前は解説記事が上位を占めていた語で、比較記事や公式ページが並ぶようになったなら、検索する人の目的が「知りたい」から「選びたい」に移った合図と読めます。この場合、自社のページをいくら丁寧に書き直しても、種類が違う限り評価は戻りません。記事の型そのものを作り替える判断になります。

書き直したい記事が溜まったまま、手が回らない状況でしょうか

原因が競合の更新や内容の古さだと分かっても、書き直す人と時間がなければ順位は動きません。弊社の滋賀のSEO対策では、1か月目に現状の分析と設計を行い、2か月目から実行に移ります。県外の会社にもオンラインで対応しています。

コアアップデートで下がったときの動き方

コアアップデートで下がったときは、展開の最中は手を入れず、完了から1週間以上たってから、下がったページと下がらなかったページを比べます。

コアアップデートの展開の開始と完了を告知しているのは、Google検索ステータスダッシュボードです。2025年3月から2026年5月までの5回のコアアップデートは、完了までに11日から18日かかりました。完了までは順位が上下に振れ続けるため、展開中に慌てて手を入れても、効果の判定ができません。

Google Search Status Dashboard
🌐 status.search.google.com
外部リンク

Googleは、コアアップデートの完了から少なくとも1週間待ってから、Search Consoleで分析するよう勧めています。完了から1週間たったら、完了後のその1週間と、展開が始まる前の1週間を比べます。

Google 検索のコア アップデート | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
コア アップデートの仕組みと、コンテンツの評価および改善の方法について説明します。
🌐 developers.google.com
外部リンク

※ コアアップデートの内容と対応の考え方は、上記のGoogle検索セントラルの公式ページに説明があります。完了までの日数は、Google検索ステータスダッシュボードのランキングの更新履歴(2026年10月17日時点)によります。

完了後にやることは、下がったページと下がらなかったページを並べて差を探すことです。サイト全体が一律に落ちているのか、特定のテーマの記事だけが落ちているのか。後者であれば、そのテーマで自社が何を書けるのか、書けないのかという話になります。

下がり幅が小さいなら、ページを大きく作り替える必要はありません。Googleも、小さな下落では抜本的な対応は要らないとし、成果の出ているページは変えないよう勧めています。

Web担当者Web担当者

コアアップデートで下がったら、もう順位は戻らないのでしょうか。

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

戻る例はあります。Googleの説明では、改善が評価されるまでに数か月かかることがあり、数か月たっても変化がなければ、次のコアアップデートまで待つ場合もあるとされています。一方で、次のコアアップデートを待たずに改善の効果が出ることもあります。待つ間は何もしない期間ではなく、下がったページと下がらなかったページの差を洗い出し、書き直す優先順位を決める期間だと考えてください。

順位は変わらないのに流入が減る場合

順位表だけを見ていると説明が付かない現象があります。順位はほぼ同じなのに、サイトへの訪問数だけが減っていくケースです。この食い違いに戸惑う担当者は少なくありません。

分けて見るべき数字は、順位、検索結果に表示された回数、実際にクリックされた回数の3つです。Search Consoleの検索パフォーマンスで、この3つを同じ期間で並べてください。組み合わせによって、疑う先が変わります。

順位

表示回数

クリック数

考えられること

変わらない

変わらない

減った

検索結果の見た目が変わり、クリックされにくくなった

変わらない

減った

減った

その検索語を調べる人自体が減った

下がった

変わらない

減った

順位の下落がそのまま訪問数に出ている

1行目は、検索結果の上部にAIによる概要や強調スニペットが表示され、検索画面の中で用が済んでしまっている状態です。順位を上げても解決しないため、対策の方向はクリックされる理由を作る側に移ります。タイトルと説明文で、検索画面には出ていない中身があると分かる書き方にするのが出発点です。

2行目は季節性や流行の影響で、自社の対応では動かせません。Googleトレンドでその検索語の推移を見れば、数分で判別できます。順位を疑う前に、その検索語を調べる人自体が減っていないかを確かめてください。

順位と表示回数とクリック数の組み合わせで原因を分ける図

変動に振り回されない観測の作り方

ここまでの切り分けを毎回ゼロから行うと、変動のたびに数時間を取られます。振り回されずに済むかどうかは、変動が起きてからではなく、起きる前の記録で決まると見ています。

用意するものは多くありません。次の4つを続けているだけで、切り分けにかかる時間は大きく変わります。

  • 自社サイトへの変更履歴を、日付とURLと変更内容の3項目で残す
  • 主要なキーワードの順位を、同じ条件で毎日自動計測する
  • Search Consoleの表示回数とクリック数を週1回、同じ曜日に記録する
  • コアアップデートの告知を確認する担当者と頻度を決めておく

とりわけ役に立つのが1つ目の変更履歴です。急落したときに「先週の火曜にテーマを更新している」という1行が残っていれば、原因の特定は数分で終わります。逆にこれがないと、複数人が触っているサイトでは何が変わったのかを聞いて回るところから始まり、それだけで2日が過ぎます。

順位変動に備える記録と調査開始の流れ

そのうえで、動く条件をあらかじめ決めておきましょう。変動のたびに調べ直すのではなく、調査を始める条件を先に決めておくのが要点です。たとえば「主要キーワードのうち3本以上が10位以上下がり、その状態が3日続いたら調査を開始する」といった形で構いません。条件を数字で書いておくと、順位表を見るたびに議論が始まる状態から抜けられます。

毎月の見直しで判断する変動

調査を始める条件に届かない変動は、月に1回の見直しでまとめて判断します。1日ごとの順位を見て対応を変えると、検索結果全体の揺れにまで手を入れてしまうためです。

月の見直しでは、順位表に変更履歴と、Search Consoleの表示回数・クリック数を並べます。落ちたキーワードが自社だけの下落か検索結果全体の変動かを決めてから、翌月に書き直す記事と、記録を続けて待つ記事を分けてください。自社だけの急落は、月の見直しを待たずに、急に落ちたときの順番で確認します。

順位が動くたびに、原因を調べ直すところから始めていませんか

弊社の滋賀のSEO対策は、1か月目に現状の分析と設計を行い、2か月目から実行に移り、その後は毎月の報告と見直しを続ける進め方です。手を入れるか待つかは、毎月の見直しで決めます。彦根市とその周辺は訪問でき、県外の会社にもオンラインで対応します。

順位が下がったときにやってはいけないこと

最後に、下落への反応として起きやすく、状況を悪くしやすい対応を挙げておきます。

  • 原因の見当が付かないまま、記事を全面的に書き直す
  • 同じ日にサイト構造、内部リンク、本文の修正をまとめて入れる。どれが効いたか分からなくなります
  • 下がったページをすぐ削除する。評価が戻る余地まで失われます
  • 被リンクを購入する。Googleのスパムに関するポリシーで禁止されており、さらに大きな下落につながることがあります
  • 1日ごとの順位を見て、その都度対応を変える

2つ目は特に見落とされがちです。焦っているときほど、思い付いた修正をまとめて入れたくなります。ただ、複数の変更を同時に反映させると、次に順位が動いたときに、どの変更で動いたのかを判断できなくなります。変更は1つずつ、間隔を空けて入れてください。

よくある質問

検索順位の変動について、5つの質問に答えます。

順位が下がってから戻るまでどのくらいかかりますか

原因によって違います。設定の誤りを直した場合は、Googleがページを再びクロールしてから反映され、クロールには数日から数週間かかることがあります。競合に追い抜かれた場合は、書き直したページが読み込まれ、上位のページと比べ直されてから動くため、設定の誤りを直した場合より後になるのです。コアアップデートで下がった場合は、改善が評価されるまで数か月かかることがあり、次のコアアップデートまで動かないこともあります。

毎日数位動くのは問題がありますか

問題ありません。検索結果は毎日組み立て直されているため、同じページでも日によって順位は変わります。1本のキーワードが数位動いた程度なら、記録だけ残して次の週の数字を待ってください。

公開したばかりの記事の順位が安定しません

公開直後は評価が定まっていないため、大きく上下します。順位で判断するのは早く、まずSearch Consoleで検索結果に表示された回数と、表示された検索語の一覧を見てください。狙った語の周辺で表示が増えていれば、評価は積み上がっている途中です。

順位計測ツールと実際の検索結果で順位が違います

測る場所、端末、検索履歴の有無で順位は変わります。ツールの数字は条件を固定した測定値なので、日々の比較にはツールの数字を使い、自分のブラウザで見た順位とは混ぜないでください。

コアアップデートの発表はどこで確認できますか

Google検索ステータスダッシュボードで告知されます。ランキングの更新履歴に、コアアップデートとスパムアップデートの開始日と、完了までにかかった期間が載ります。完了の告知から1週間以上たってから、対応を判断してください。

まとめ|原因探しより先に手を入れるか待つかの判断

SEOの順位変動への対応は、原因を突き止めることから始まるように見えて、実際は手を入れるか待つかの判断から始まります。落ちたのが自社だけか検索結果全体か、急に落ちたかじわじわかという2つの軸で型を決めれば、次の一手はおのずと絞られます。そして型を素早く決められるかどうかは、変動が起きる前に変更履歴と計測を残しているかで決まるのです。

私たち合同会社Writers-hubは、滋賀のSEO対策として、現状の分析と設計から実行、毎月の報告と見直しまでをお引き受けしています。順位が下がるたびに、何を変更したかを社内で聞いて回るところから始まっているようでしたら、記録の残し方と、調査を始める条件の決め方からご相談ください。

関連記事:SEOの評価が分散する原因は2つ|見分け方と統合・正規化の判断基準

関連記事:SEOのペナルティを診断する手順|通常の順位変動との見分け方

下がった原因の切り分けから、一緒に見てほしい段階でしょうか

どのキーワードがいつからどれだけ落ちているかと、直近の変更履歴をお持ちいただければ、自社側の問題か検索結果全体の動きかの切り分けから始められます。彦根市とその周辺は訪問でき、県外の会社にもオンラインで対応します。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

記事の内容を自社に当てはめるとどうなるか、オンライン30分で一緒に整理します。費用はかかりません。